くらり

メンヘラと中二病

実際考えてない

何も。
自分さえ良ければとしか。

とても後悔している。
間違った選択をしたのではないかと。
欲を出すべきではなかったのだ。

あの日を思い出す。あの日も雪の降る寒い夜だった。吹雪だった。停電して、カイロと湯たんぽで暖めてあげて、それでもダメで、死んでしまったあの子が、最期に一鳴きしたのは、きっと恨み言だった。
お前のせいで死んだと、きっと恨んでいる。
二年経ったよ、お前が死んで二年だ。お前が生きた月日より長い。
お前が死んだら、私も死ぬんだと言っていたのにな。本当にすまないと思っている。

死んだらまた会えるか
待ってくれているのか
お前に、お前たちに会いたい。

見ろ、私も死ぬからなと宣いながら、私は生きているぞ。
ひどい奴だと笑ってくれ、恨んでくれたって構わない。
どうか私を忘れないでくれ、私はお前たちを忘れたことなど、一時もない。

つらい、
お前たちが居ない世界がつらい